初心者向け!決済当日の流れはなに?決済入門

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初めての方にとってはここに到達するまでに長い道のりでしたが、いよいよ決済・引渡しです。

決済・引渡しを無事に終えれば晴れて大家さんデビューです。

最後まで気を付かずに頑張りましょう!

では、解説します。

こんな人におススメ
  • これから不動産投資をしようと考えている方
  • 初めて決済・引渡しをされる方
  • 決済をするにあたり注意点を知りたい方
目次

まずは結論

決済を無事におえ移転登記手続きを終えたら、部屋のカギや書類一式を漏れなく受け取りましょう!

決済とは何をするのか

決済とは、簡単にいうと、①物件購入費用を買主に支払い、②登記移転手続を行い、③所有者の立場を引きつぐこと、を包含しています。

通常、決済の場には、売主、買主、両社の不動産仲介会社、金融機関担当者、司法書士、管理会社担当者、など多くの人が集まります。

また、金融機関の応接室に通されることもあり、よくドラマとかで目にするような光景です。

初めての場合はその場の空気に圧倒されてしまうかもしれませんが、大切な確認事項が残っているので、気を引き締めてください。

決済だけで1時間、その後の資料確認等を含めて、計2時間をみておくとよいでしょう。

  • 諸費用を支払う
  • 登記移転手続きを行う
  • 所有者の立場を引き継ぐ

必要な持ち物

決済に必要な持ち物を忘れてしまうと多くの関係者を待たせてしまうため、抜け漏れがないようにしましょう。

事前に仲介会社の担当者にも確認したほうがよいですが、通常は下記の持ち物を持参します。

  • 住民票(すでに金消契約のときに渡していると思うので、追加で1枚)
  • 印鑑証明書(すでに金消契約のときに渡していると思うので、追加で1枚)
  • 実印・銀行印
  • 通帳・カード
  • 契約書類一式
  • 身分証明書

諸費用を支払う

まずは売主様とご挨拶した後に、司法書士による本人確認があります。

これは司法書士さんにお任せして身分証明書等をお渡しすれば大丈夫です。

並行して、仲介業者と現金清算書を確認します。

基本的に、現金清算書には当日必要になる金額がまとめられていますので、こちらを事前に仲介業者からもらうようにするとよいでしょう。

また、融資実行にもそれなりの時間がかかりますので、融資実行の時間も含めて残金の支払手続きをするとよいです。

その他、仲介手数料や移転登記費用など必要なものはその場で振込手続きをします。

とにかく、振込用紙など同じような資料をたくさん記入する必要がありますので、面倒ですが、冷静かつ迅速に対応しましょう。

なお、それぞれ着金が確認出来たら必ず領収書をもらいましょう。確定申告に必要になります。

  • 物件の残金(手付金を差し引いた金額)
  • 固定資産税等の税金清算(①と一緒に差し引きして支払います)
  • 家賃清算+敷金等前向け金の清算(①と一緒に差し引きして支払います)
  • 仲介手数料(法律で決まっています、だいたいは3%+6万円+税)
  • 移転登記費用+司法書士報酬
  • 融資手数料(口座から引き落とし)
  • 担保設定料(口座から引き落とし)

移転登記手続きを行う

売主に残金の着金ができたら登記の移転手続きを行います。

実際は融資実行+振込手続きを待っている間にやることが多いです。

司法書士さんが移転登記に必要になる資料の確認を行いますので、基本的にはお任せすれば大丈夫です。

カギや書類一式をうけとり所有者の立場を引き継ぐ

残金の振込も終わり移転登記手続きも終われば決済自体は終了です。

その後は、管理会社の方にも入っていただき、カギや書類を売主から受け取ります。

各部屋のカギがそろっているか、予備含めて何本ずつあるかしっかり確認して売主へ受取証を渡します。

また、売主が持っている物件関連の資料一式も受け取ります。

このときに賃貸借契約書等の資料の抜け漏れがないかしっかり確認してください

さらに、過去の修繕情報など物件に関して気になる情報もこの場で売主からしっかりきいてください。

なぜなら、この場を解散した瞬間に仲介業者からの反応はかなり悪くなります。その結果、後でもらえばいいと思っていてもなかなか対応してもらえないこともあります。

  • 各部屋のカギはあるか、スペア含めて何本ずつあるか
  • 賃貸借契約書など売主が持っている資料一式をもらえたか
  • 修繕履歴、入居者情報、共有電気の契約内容等、売主が知っている情報は確認したか

管理委託契約を締結する

これは事後でも問題ありませんが、初めての管理会社さんの場合は、決済・引渡しが終わった後に個別ので残り管理に関する条件を会話したほうがよいです。

事前に相談していた内容と齟齬がなく納得できるのであれば、物件の管理委託契約を締結するとよいでしょう。

その場で管理委託契約書がなければ、事後で資料を送付してもらい署名押印する形でも大丈夫です。

まとめ

これで晴れてあなたも大家さんです。おめでとうございます!

この日を逃すと仲介業者の動きが悪くなるので、うるさいと思われても確認したいことは決済までに終えてください。

初めてだと決済当日の参加者や雰囲気に圧倒されますが、最後のチェックを忘れずに!

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