私が実際に購入した物件をご紹介してきます。
- これから不動産投資をしようと考えている方
- 会社員の強みを活かした投資スタイルを探している方
- 実際の投資事例を知りたい方
まずは結論
- 購入年:2022年
- スペック:築50年RC区分
- 価格:約300万円
- 表面利回り:20%
- エリア:埼玉県南部私鉄駅 利用者数10万人弱/日 市街化区域
- 融資条件:なし(全額現金)
では、行きます!
引き続き不動産価格が高騰していてほとんど良い情報がなかった
2022年も相変わらず不動産価格が高騰している時期で、4件目を購入してからしばらくは「お!」っと思う情報も少ない状態が続きました。
本物件も、当初の売出価格は700万円程度で売りに出されており表面利回りは8.5%程度でした。
もともと区分はほぼみていなかったのですが、本物件は自宅から徒歩30秒ほどの場所にありました。
土日祝日は子どもの面倒を見る必要があり散歩がてら立ち寄れる場所にあったため、軽い気持ちで資料請求し室内確認のアポイントメントをいれました。
数年前にリフォーム済みで室内はきれい
本物件のRCはこれまでにも何回か別の部屋が売りにだされており室内確認したことがあります。
築50年程度でありどの部屋もほとんどリフォームがされていないため設備も古いし室内も汚い部屋が多かったです。
しかし、本物件は数年前に売主が購入し、そのタイミングで室内リフォームを行ったため、かなりきれいな状態でした。
売主は素人で売り急いでいた
室内を確認しながら仲介業者と会話する中で売主が素人であり、また、売り急いでいることがみえてきました。
もともとこの部屋は売主が娘(といっても40歳前後)を独り立ちさせるために購入し室内も全面リフォームをして数年間住まわせていたようでした。
しかし、肝心の娘は一人暮らしになれずいっこうに独り立ちできず、結局売主が住んでいる群馬県の実家に帰ってきてしまったようです。
なので、売主としてはこの部屋は不要で、さらに不動産投資目的でもないため利益を求めているわけでもない、ということがわかりました。
仲介業者に誠意を見せながら買付
元々は100万円台で買付をだしたかったのですが、仲介業者と会話しながら、売主としてはリフォーム代+諸経費、ぐらいは手元に残したいという要望があるようでした。
そこで、その価格感より少し低めの250万円で買付をだしました。
もちろんローン特約なしです。
また、仲介業者が汗をかいていることを伝えられるように、300万円までであれば担当者の判断で売主と合意してよい、とも口頭で伝えました。
結果的に、仲介業者の担当者の方が群馬県まで足を運び、その場で300万円で合意することができました。
引き渡し後に簡易リフォームして募集開始
無事に引き渡しを終えたあと、まずは空室の簡易リフォームを行いました。
場所は一部クロスです。
水回りはきれいにするか悩みましたが、現状のままでも客付けできると判断し、清掃するにとどめました。
結果的に募集を開始して2週間足らずで決めることができました。
もう少し高めに設定してもよかったかなと思いましたが、時期が3月中旬からの募集開始だったため、スピード優先で決められたよかったと思います。
まとめ
相変わらず物件価格の高騰は続いておりなかなかいい情報がでてこないです。
しかし、今回のように軽い気持ちで現地確認したら、実は売主が売り急いでいる素人で価格交渉できるということも起きるのが不動産投資のわからないところです。
本物件は築50年で古いですが、RCなので躯体がしっかりしているところ、エレベータがなく自主管理なので管理費修繕積立金が安いところ、修繕積立金はしっかり積み立てられているところ、駅から徒歩5分ほどで近いところ、などがポジティブな条件でした。
今後も区分を買うかといわれると、手間のわりに規模が伴わないため、戸建てと同じように積極的には買わないと思いますが、自分の経験のために区分投資をしてみました。